読了：エッセンシャル思考

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと自分でやっちゃうので、何か気付きがあればと購入。

面白かった。何が必要か不要かを見極めて、重要な事に絞るらないとダメだなと。

以下まとめ。　

■エッセンシャル思考の狙い

　自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げる事。

　人にまかせる。自分にしかできない事をやる。

　問い

　「この仕事をやり遂げる為の時間とリソースは足りているか？」

　「この仕事は自分が今やれる事の中で一番重要か？」

■エッセンシャル思考の基礎

１：選択とは行動である。

　選択肢の中から何を選ぶかは自分次第。

　選ぶという行動を自分のものにする。

２：大多数のものは無価値である。

　何よりも大事な事は、「時間と成果」の関係

　努力は大切だが、努力の量が成果に比例するとは限らない。

　「より少なく、しかしより良く」努力した方が良い。

３：トレードオフを考える

　何かを選ぶ事は、何かを捨てる事。

　戦略的にそして慎重に選びとるべきもの。

■見極める

・考える為の余裕を作る。

・情報の本質を掴みとる

・睡眠を取る

・選抜する

　「絶対にイエスと言い切れないなら、それはすなわちノーである。」

　「これしかない」と思える事をやる。

■捨てる

・目的を明確にする。

・拒否をする　本当に重要な事しか引き受けない。

・過去の損失を切り捨てる　サンクコストを考えない。ダメな行動はすっぱりと切り捨てる。

　※授かり効果があるので、持ってなかった状態を考え、もう一度それを手に入れたいか？と考える。

・余剰なものを削り、本質を取り出す。

　重要なことにエネルギーを集中する。　良くすることは何かを削る事。不要な細部は切り捨てる。

・境界線をつくる

　他人の問題を横取りしない。

　本人の解決するべき問題は、本人に解決をさせる。　

　それが自分の為であり、相手の為である。

■仕組み化　

・バッファを持つ。　最悪の状態を想定し、準備と計画に全力を注ぐ

・障害を取り除く　仕事を減らす事により、より多くを生み出す。

　どの努力が成果を生み、どの努力がそうでないかに注意を払う。

　目指す事を明確にする。　ボトルネックを特定し、ボトルネックから解消していく。

・小さな一歩を積み重ねる

　少しづつでも結果を出し、成功を積み重ねる。

　成功は次の成功を生む。

　「早く小さく」できるだけ早い時期に着手し、軽い負担で終わらせる。

・習慣化する　

　習慣は、トリガー・行動・報酬で成り立っている。

　トリガー：ある行動を自動的に呼び起こすためのきっかけ。　

　きっかけを元に、行動を起こし、報酬を得る。

　悪い習慣を変える為に、トリガーに注目する。　トリガーを見つけて、別の有益な行動に結びつける。

・集中する

　「今何が重要か」を考える。

現在に注目する。目の前の問題を考える。

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