読了:福岡市を経営する

福岡に遊びに行ったタイミングで本屋に行って見つけた本。
ベンチャー企業の支援などをしていると聞いたこともあったので、気になって購入。
結論、読んで良かった。
 
全員と全体を考え、全体がよくなるための決断をする。
その後起こったことに対して、対処をする。
目標に対して現実を元にどうやって施策を実現していくのか、その努力と実行力がすごい。
 
-------------------------------------------------------------
何かが欲しいなら、何かを失う。
チャンスが来た時、そうしたいと思うのであれば、今がベストのタイミング。
 
認められるには、まずは小さくてもいいから結果を出すことが大事。
結果を出さない限り、何を言っても説得力がない。
チャレンジを通して、数字や結果を出すことにこだわる。
 
全員と全体を考える。全員が喜ぶ施策はない。全体が良くなるための決断をする。
起きるデメリットに対応する。また、平等と公平を区別する。
 
部分最適ではなく、全体最適で決断する。
精神的、肉体的に余裕を作る。余裕が大切。
リーダーとして大切なことは、常に冷静に判断する精神状態でいること。
頭と体に作業スペースに空きを作ることで、学ぶ時間や緊急事態に対応がてきる
 
規制とは安全を守るという大義はあるが、既得権益の砦となることもある。
納得感を出すために、プロセスをわかりやすく伝えた  見える化
 
リーダーはリードする人
先が見えるリーダーになるためには、その分野のトップリーダーの目に何が映っているかを共有してもらう。
あらゆる分野の最先端の人が、何を考え、何を研究し、何をやろうとしているかを共有してもらう
 
ビジネスとは違い、法や規制は自動的に非合理なものが淘汰されて、より合理的なほうに収斂していくわけではない。
 
新しいビジネスを生み出すのは起業家ですが、社会がそれを受け入れるかどうかを規定するのは政治家。
法や規制を緩和させるには、行政と首長、議会の力学、官僚、政治家の行動原理を理解する必要がある。
いかにして実現させるか。の知恵こそが、リアル社会で大切
 
チャンスはいつやって来るのかわかりません。
いつその時が来てもいいように緊張感を持って準備をしておくことが大切。
チャンスはいつも突然訪れる。その時にチャンスをチャンスとわかる人とわからない人、わかっても掴める人と逃す人がいる。
絶対的な準備とチャンスを逃さない緊張感が大切
 
一生は1日の生き方の積み重ね。
10年で何かを成し遂げようと思ったら、1日の使い方から変えないといけない

#理想のマネージャーってなんだ 投稿追っかけて気になったポイント

価値観・働き方の多様化によって、やれ。というマネジメントでは通用しなくなった。

 

特に数が多くなると本質的に理念共有ができてない、合わない人間でも入れないと回らない。そのためにもコツコツとメンバーに向き合い共有しないと、何でやっているかわからず、どこかのタイミングで辞める。また不感症の人間だけが残り組織が弱体化する。

 

それを仕組みで潰すようにはするんだけど、仕組み化すればするだけレベルは落ち、マイルドで動きが遅くなる。

 

組織の目標と個人が目指す部分を如何に繋げていくか。

個人でやりたいことなんて正直ない人(プライベート楽しいから、仕事はできることでそれなりに問題がなければいい人)が多いと思うので、やっていることは正しい、楽しいなと思ってもらうことで関係を繋ぐことが必要なんだろうな。

 

①1ヶ月に1時間ずつ、60人ほどいる部署の全メンバーとザツダン。ブログで自分の思いや考えを共有。

100人にイチから説明するのが大変だから、ブログに書いた。

ザツダンを繰り返すことで、全員が本音を言わなくても全体が見えてきたそう。

 

②日本でもアメリカでも、#理想への共感 を大事にするとうまくいった。

「理想への共感」がある人はチームに長くコミットしてくれる。そうした人たちを採用し、
ロイヤリティを高めていくことで、理想への共感が強まっていき、しなやかなチームになっていく。

ロイヤリティの高さではなく、各々の自己実現をいかにかなててあげられるか?そのプランの提示こそがマネジメントの役割。

価値観の多様化した時代において、右向け右のマネジメントは確かに無理があるのかもしれない。

 

情報格差がある組織は、情報の有無で力の大小が決まる。ヒエラルキー組織は下層から上層へ
情報を吸い上げていく構造になっている。上層部が情報を小出しにして指示しかしないのは、
情報格差の利益を得ようとしているから。インターネットの情報共有時代にはそぐわない。

「マネージャー管理するのではなく、一緒にチームでやっていく。支配から協働へ」


・マネジャーは権威ではなく役割」
・マネジャーは説明責任をメンバーに果たすべき
・メンバーは質問責任を果たさないとマネジャーは分からない

 

④質問:
数字のノルマとザツダンのコストのバランスはどう考えればいい?

山田さん:
難しい…。ただ、なぜそのノルマがあるのか?を経営層に質問して、納得できる理由をメンバーに
伝えてあげる責任があるかもしれない。


山田さん:
そもそも全社員にメッセージなんて伝わらない。大事だと思うなら、何度も何度も伝えないといけない。
そのうち、ピンと型にハマるときがくる。そこまで繰り返せないのであれば、そんなに大事ではないこと。
思いつきの「大事」は見透かされる。

読了:動画2.0 VISUAL STORY-TELLING

今界隈で話題になっていて、尊敬するマーケターの方が推薦されていたりして、早く読みたいと思っていた本が昨日届いたので、早速読んだ。

 

テレビなどの映像と、インターネットでの動画は明確に分けるべき。

そして動画ならではの表現を、世の中のスマホシフトに合わせて、伝わるように編集をする。

情報を届けるプラットフォームがたくさんあるので、プラットフォームに合わせた表現を心がけ、そこでの表現方法にスタイルを取り入れる。

そして時間軸をコントロール、テキストと画をうまく使い分け、エンゲージメントが高まるように思いを届ける。

それがブランドになり、マネタイズができるような形になる。

 

-------------------以下、抜き書き-------------------

■映像と動画

映像と動画は大きさや表現の仕方が違う。明確に分けるべき。一緒にするから何が大事かが理解できない。

スマートフォンはただ画面を小さくしただけじゃないので、テレビ番組をそのまま持ってきても失敗をする。

本質的に何が変わったのか?

映像コンテンツに触れる時間のセグメントが細かくなったこと。

 

そのことにより、時間に対する求める情報量が多くなった。

特に若年層において。

この時間に対する情報量を、IPT(Information Per Time)と定義。

※確かに、2時間取られると思うと、嫌だなと思う。。。

 

IPTを高めるため、ジャンプカットや早回し動画などの時間軸を圧縮し、短い時間の中に多くの情報を詰め込むことで新しい視聴体験を生み出すようになった。

  

映像は人を引き込む力を持っている。

テキストだけだと伝わないことを伝える力がある。

 

■映像から動画へ

インターネットが伸長しているが、テレビもまだ伸びている。

その理由は映像が持っている価値をインターネットがまだ出せていないからである。

 

映像制作会社が動画をマトモに作れない。

映像業界がテレビを中心とした産業構造に最適化しているから、

放送=届ける部分が、免許事業となっているから。

 

 スマートフォン接触時間が増えているが、セグメントの細かい時間の積み重ねで構成されている。

時間の使い方が、テレビとは異なる為に求められるコンテンツも変わる。IPTが高いコンテンツが要求される背景がこれである。

 

思想がない映像は、カラオケビデオである。

存在はするが、誰も覚えていないもの。

 

これからはヴィジュアルストーリーテリングの時代になる。

クリエイターにとって、チャンスな時代。

 

作ると届けるの両方をできる。

ハイコンテクストな内容もインフォグラフィックスで図解に落とすことでIPTの高いコンテンツを生み出せる。

ただし、もっとも重要なことは本気でそれを伝えたいと思っているかどうか。

嘘偽りのない心からの叫びをストーリーテリングに落とし込むことで、独自の動画ができる。

それが視聴者と強く結びついたときに、世界観が変わり、エンゲージメントされる。

 

■エンゲージメントを作る方法

 プラットフォーム×スタイル×エンゲージメント=マネタイズ

・プラットフォームを決める

・選んだプラットフォームで輝くスタイルを考える

 誰が見てもわかるような特徴をつくること

 (色、フォント、フィルタ、モーションなどの視覚を構成する要素)

・スタイルを踏まえて、エンゲージメントの高い動画を作り続ける

 ITPを踏まえた時間軸のコントロール

 テキストと画の使い分け

 

これができていれば、他のメディアで流しても、ブランドを損なわず届ける事ができる。

 

熱い思いを取り戻した本

仕事が一段落して落ち着いついてたので、読書を再開した際に、仕事への熱い思いを取り戻した本をまとめました。

しんどくて辛くても、刺激的でわくわくする仕事がしたいと思ったので、モヤモヤしている人がいたら読むといいかも知れません。

 

①死ぬこと以外かすり傷

 挑戦すること、行動することが大事だという事に気づかせてくれる。

 はちゃめちゃまではする必要はないと感じたが、納得しない事、意味のないことを3回ぐらいやるとそこから抜け出せなくなるという点など、共感することがある。

 さらっと読んで、思いを高めるためのがいい向き合い方かな。

 

②たった一人の熱狂

 行動と徹底が大事だという事に気づく。ワークワイフバランスが叫ばれているので、合わない人はいると思うが、ここまでの熱い思いを持って働くと、楽しくなってくるし、合わなければやめればいい。 そこまでしない人間が何を言っても、もはや言い訳だと感じる。 

 

③破天荒フェニックス

 ほぼ実話。文章のテンポが良く、またドキドキハラハラする展開の繰り返しで一気読みした。

 店舗サービスは現場が大事とともに、経営者の現場に対する思いと、一日1本多く売ればいいなど数値に対する考え、自分たちの商品を作らないといけない、競合分析からの逆転をするための攻める姿勢など、学ぶことが多かった。

 うまくいっているからこそ本が出ているので、何とも言えないが、姿勢など参考になる事が多い。

 

Wordpressを学ぶときに使った本

独立するにあたり、サイト制作(主にwordpressCSSを理解したい)やアフィリエイトを学ぼうとして、活動しています。

参考書を元にwordpresssを触ってみて、実務経験を積んでいます。

参考にした書籍と感じた事を書きますので、何かの参考になればうれしいです。

 

①カンタン!WordPressでつくるビジネスサイト 補強改訂版

 やさしく書かれている本で、サイト制作初期のドメインの取得から、WordPressのインストールで準備をする段階を理解し、あるテーマ(サイトデザインのテンプレみたいなもの)を使った、WordPressがどういうものなのかを簡単に理解するのに役立った。

 

WordPressレッスンブック HTML5&CSS準拠

 作りたいサイトのイメージがあったので、拡張性があるようにと思い、自分専用のテーマ作成を決意。

 マイテーマの作成方法や、phpの記述やcssとの関係性、固定ページやヘッダー、フッターの関係性など、基礎的な事はこちらで学べた。

 

感覚が各人違うので一概に言えないが、こだわりがなければ、上記2冊で十分な気がする。

FTPの使い方とかや、classの考え方、phpファイルとCSSの関係性、h1、pなどのタグの考え方など、作業しながら何のためのもので、関係性がどうなっているかわかれるが…

 

WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書

  固定ページごとにデザイン変えたいと思ったので、それが掲載されていたので購入。

 テンプレートファイルなど、テンプレートタグの考え方も理解でき、個人的にはこれで打止め。

 

後はイメージするデザインになるように、グーグルでしたい事を検索して作りこむだけかな。

読了:脳はどこまでコントロールできるか?

自分ならできると、自分を信じる
 
錯覚がある。
脳は騙されている。
ゲシュタルト知覚   無意識の中で、ひとつのかたまりとして見てしまう。
 
 
他人につられてしまう。行動の感染性。
集団の同調圧力
 
因果関係と相関関係を混同してしまう。
 
 
などなど、脳みそは、見た目や言動、環境によって騙されてしまう。
心理的な要素などにも影響される。
 
合理的な行動なんてできない。
行動経済学的な見地が必要。

東洋経済 -ピケティ完全理解-

長期的に見ると、資本収益率(r)が経済成長率(g)を常に上回り、

そのため富の集中が起こる、また、富の富の公平な分配がされないため、

社会や経済が不安定になる、それを是正するためには、世界的な累進資本課税が必要。

 


21世紀の資本:r > g に立ち向かう。平等をどう実現する? - 知命立命 心地よい風景